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大学受験 予備校の利用法

通学時間も考えて予備校を決める


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現役受験に失敗し、浪人をすることになったF君という受験生の予備校選びの相談に乗ったことがあります。

 

F君は「自分は大手の予備校は合いそうも無いので、ここに行こうと思うんだけれど・・・」と、とある中堅予備校のパンフレットを見せてくれました。

 

私も知っているその予備校は確かに個別指導や毎回の実力テストなどが充実しており、F君にはぴったりだと思いましたが、私はあえて反対しました。

なぜなら、F君の自宅からの通学時間が2時間近く掛かるからです。

F君も通学時間のことは気になっていたのですが、その予備校の説明会に行って相談したところ、

「通学の時間は単語帳を使って単語を覚える時間に使える」、

「他の生徒より2時間早く起きて勉強するわけだから差をつけられる」

と言われて、半分その気になっていました。

 

でも、毎日朝の通勤時間の満員電車で2時間も単語帳を開いて覚えていられるでしょうか。

また、授業を受けたあと、また2時間も電車に乗って返って、自宅で集中して勉強できる体力が残るでしょうか。

さらに夏期講習などになれば、1日1講座しか受けない場合もあるでしょう。あるいは予備校に書類の受取りや講座の申込みのためだけに行かなくてはならない機会もあるでしょう。

そのようなことを考えると、その往復4時間の通学時間は大きなハンディになると私は思いました。

 

通学時間を単語の暗記にあてるのは受験生の半ば常識かもしれませんが、それは無駄な時間をなくすため仕方なくであって、出来ることなら通学時間を減らしその分机に向かったり参考書を開いたりして勉強する時間に使いたいですよね。

また、本人にやる気があって、他の受験生に勉強時間で差をつけたいのであれば、通学時間がどうであれ、自主的に2時間早起きすればいいだけです。 通学時間も考えて予備校を決める

F君は私と話をした後、結局、その予備校ではなく地元の中堅規模の予備校に通うことにしました。

 

その後1年間必死に努力した彼は翌春第一志望の大学に合格できましたが、「もしあの(通学に2時間も掛かる)予備校に行っていたら、途中で嫌になっていたと思う」と話してくれました。

 

以上、予備校選びには通学時間も考慮してください、という話でした(笑)。

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